2022年 オンライン オープン セミナーのお知らせ

自己調整学習研究会主催のオンライン オープンセミナーを下記の通り開催します。

自己調整学習は,現在の教育の中で重要な概念の一つとなりつつあります。とりわけ,評価について自己調整学習の観点から理解を深めることは,教育活動全体の改善につながると考え,今年は「評価」をクローズアップしました。また,本セミナーの特徴は,実践例を通して考えるという点にあります。実際に評価の観点から教育実践に取り組んだ事例をご紹介しながら,自己調整学習と評価について議論していきたいと考えています。皆様ぜひご参加ください。

自己調整学習研究会2022年 オンラインオープンセミナー「主体的に学習に取り組む態度」をどう評価し改善するのか」

日時:2020年8月20日(土)13時より(3時間程度)
開催方法:Zoomウェビナーを使った遠隔シンポジウム
参加費:無料
主催:自己調整学習研究会
お申し込み:こちらよりお申込みください。後日,ご参加方法をEメールにてお知らせ致します。
申込み締切 8月18日(ただし定員になり次第締め切ります)

企画趣旨
「主体的・対話的で深い学び」(平成29~31年度改訂学習指導要領)において,また「個別最適化された学びと協働的な学びの一体的充実」(中央教育審議会令和3年1月答申令和3年度「令和の日本型学校教育」の構築を目指して~全ての子供たちの可能性を引き出す,個別最適な学びと,協働的な学びの実現~)において,学びの重要な要素として,“学びの自己調整”があげられています。本研究会では,自己調整学習(Self-Regulated Learning)に関する研究と実践に関して,2007年より,これまで書籍や学会を通じて発信してきました。本セミナーでは,今日学校教育のなかで注目される“学びの自己調整”とは何か,そしてそれはどう実現されるかを論じます。学びの自己調整に関して,特に先生方の関心や問題意識の高い,自己調整をどう「評価」するのか,それをどのようにして促すのかを中心に議論します。小中高校の各学校段階で自己調整を枠組みに入れた豊富な実践を展開されている先生方から,児童・生徒の「学びの自己調整」をいかに評価し,改善を促すのかについて,具体的に議論していきます。それによって,自己調整の理解と支援について,議論を深める機会になれば幸いです。

話題提供
「自己調整学習研究と評価」
岡田 涼 (香川大学)
「3つの具体的実践と自己調整学習」
植阪友理(東京大学),山崎耕作(粕屋町立粕屋西小学校)
古谷和賢(埼玉県立伊奈学園中学校),秋澤武志(神奈川県立鶴嶺高等学校)

指定討論
奈須正裕 (上智大学・中央教育審議会教育課程部会委員)
伊藤崇達 (九州大学)

企画趣旨説明:中谷素之(名古屋大学)
司会:犬塚美輪(東京学芸大学)

お問い合わせ:植阪友理 (yuri.uesaka[at]ct.u-tokyo.ac.jp)[at]を@に変えてください。

2022年春の研究集会【オンライン】のお知らせ

SRL研では、毎年春の研究集会を開催し、研究交流と研究の活性化をはかっています。長引くコロナ禍のなか、学校教育、大学教育など、教育のさまざまな側面が大きな影響を受けていますが、自ら学ぶ主体的な学習をモデル化している自己調整学習の枠組みに、注目、期待が集められるようになってきたように思います。

関心を同じくする皆様で研究交流の機会としたいと思いますので,関心のある方はぜひお問い合わせください。

問い合わせ:犬塚美輪 minuzuka[at]u-gakugei.ac.jp ([at]を@に変えてメールしてください)

 【研究会次第】

◆2022年 自己調整学習研究会 春の研究集会

◆日時:3月14日(月)10時から12時

◆開催形式:ZOOMによるオンライン・ミーティング

◆内容:

第Ⅰ部

九州大学 伊藤崇達さんから、自己調整学習の理論的枠組みと、特別支援教育での研究課題等について、ご講演頂きます。

第Ⅱ部

企画広報委員から、研究会シンポジウム案のご紹介、そして研究会メンバーから各自の現在の研究関心・内容の紹介と議論をします。

◆スケジュール: 10:00-10:05 開会あいさつ 10:05-10:40 第Ⅰ部

講演 伊藤崇達さん(九州大学大学院人間環境学研究院) 題目「自己調整学習と特別支援教育」 10:40-10:50 休憩 10:50-11:00 第Ⅱ部

研究会シンポジウム案のご紹介(企画広報の先生方) 11:00-12:00 研究会メンバーによるフラッシュ発表

書籍出版のお知らせ

本研究会のメンバーの協力を得て、自己調整学習に関する本を新たに出版いたしました。

「子どもと大人の主体的・自律的な学びを支える実践」(中谷基之・岡田涼・犬塚美輪 編著)福村出版

福村出版
URLhttps://www.fukumura.co.jp/book/b590234.html

 

<編著者より>

学習指導要領で「主体的に学習に取り組む態度」が重視されるようになるなど、学校での教科学習における自己調整学習の重要性については、よく知られるようになってきました。

そこで本書では、より射程を広げて自己調整学習の実践や可能性を紹介することを意図しました。“子ども”の自己調整学習としては、学習習慣の形成、仲間との学習、特別なニーズへの対応、教材づくりと言ったテーマを取り上げ、主体的に学ぶ基盤作りについて様々な角度から実践や研究を紹介しました。“大人”の自己調整学習としては、より専門性の高い学習として外国語や医学を取り上げるほか、スポーツを取り上げるなど、多様なトピックを踏まえ、学ぶシステム作りについて論じています。

「自己調整学習」ってよく聞くけど、○○には関係ないかな」「××についての自己調整の研究ってあるのかな」という疑問に答える内容となっています。研究者向けではなく、広く教育に関わる人に読んでもらいたいと考えて作りましたので、ぜひご一読ください。「こんなところにも自己調整学習のアイデアが活かせるのか!」という発見があると思います。

 

2021春の研究会オンライン開催について

今年度は例年実施している春の研究会をオンラインにて実施いたします。

コロナ禍の影響下、学校教育、社会教育と、自己調整学習の枠組みが注目される機会も多くなったようにも感じています。
関心を同じくする皆様で研究交流の機会としたいと思いますので,関心のある方はぜひお問い合わせください。

問い合わせ:犬塚美輪 minuzuka[at]u-gakugei.ac.jp ([at]を@に変えてメールしてください)

【研究会次第】

◆日時:3月22日(月)10時から13時

◆開催形式:ZOOMによるオンライン・ミーティング

◆内容:
第Ⅰ部
2021年8月刊行予定の新刊、『自己調整学習研究を実践に活かす』(福村出版)から、いくつかの章を抜粋し、執筆者から紹介します。

第Ⅱ部
研究会メンバーから、最近の研究紹介、近況報告などを行います。

◆全体スケジュール
10:00~ 開会の挨拶
10:10~ 第Ⅰ部 新刊紹介(1人1章30分)
(1)岡田 涼さん 第3章 仲間関係のなかでの学びと自己調整学習
(2)丹治敬之さん※第5章 特別なニーズのある子どもへの支援
(3)佐藤礼子さん 第8章 第二言語の自己調整
11:40~ 休憩(15分)
11:55~ 第Ⅱ部 メンバーの研究紹介・近況報告・シンポジウムの企画検討(一人10分程度)
13:00  閉会

2020年教育心理学会自主シンポジウム企画について

2020年9月15日―17日に開催される日本教育心理学会第62回総会 で,自己調整学習研究会メンバーの企画による自主シンポジウムを行ないます。
今回は大学や高等教育での授業外学習に注目します。ご関心のある方はどうぞご参加ください。
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「大学における授業外学習・自主学習の支援―自己調整学習の観点から」
話題提供者 犬塚美輪(東京学芸大学)・篠ヶ谷圭太(日本大学)・藤田哲也(法政大学) 指定討論者 伊藤崇達(九州大学)
司会 岡田涼(香川大学) 企画者 犬塚美輪・岡田涼・中谷素之(名古屋大学)
概要
本シンポジウムでは,大学における授業外学習に注目する。アクティブ・ラーニングや反転学習が取り入れられるなど,様々な形で大学生の自律的な学習に対する注目が高まっている。こうした動きに関連して,授業外の学習の課題設定や取り組みの促進が大きな課題のひとつとして認識されていると言えるだろう。一方,教育心理学の研究や大学教員の実感からは,学生たちが授業外の学習に必要な物理的リソースの不足,また自律的な学習に必要な方略や学習習慣の不足,それを補う方策や,明示的指導が十分になされていないことが指摘されてきている。
自己調整学習研究では,大学生の自律的学習の促進に長年取り組んできた。本邦の研究においても大学生の学修を促進する要因の検討などが蓄積されている。自己調整学習の理論では,学習者が自らの学習を主体的自律的に取り組むことを重視する理論である。学習を,予見・遂行コントロール・自己省察の三段階から構成される循環的なプロセスとして捉え,それぞれの段階で,学習者が認知的方略を適切に用い,学習状況のモニタリングとコントロールを実行することで,学習を進めていくことが効果的な学習の鍵となると考える。ただし,これまでの研究では,授業内での取り組みや学習者の個人差に着目したものが多く,授業外での取り組みを分析したものは少ない。
そこで本シンポジウムでは,大学での授業外の学習をどのように促進するか,学習方略や学習習慣の形成,動機づけに注目して検討したい。

2020年春の研究集会見送りについて

全国的な感染症拡大の予防のため、今年度については、恒例の春の研究集会の開催は致しません。全国の状況を見て、別の機会を検討しております。詳しくは近日当HPにて発表します。

2019年春の研究集会について

今年も下記の通り研究集会を開く運びとなりました。
今年は,研究会メンバーが翻訳した書籍「自己調整学習の多様な展開」の紹介と内容についての議論を中心に実施いたします。

参加をご希望の方がいらっしゃいましたら,ぜひおいでください。
#資料の準備のため,事前に「入会のお申込み」よりお申込みください。

日時 3月18日(月)13時から17時
場所 日本大学 経済学部 (7号館7064教室)

研究会次第
1.全体スケジュール
13:00~ 開会の挨拶
13:10~ 訳本内容紹介(1)
14:40~ 休憩
15:00~ 訳本内容紹介(2)
16:30~ 休憩
16:40~ 全体討論、秋のシンポジウムの企画検討等
18:00~ 懇親会

※研究会への参加費として500円(HPなど通信費等)。懇親会費は別。

2.役本内容紹介について
翻訳書『自己調整学習の多様な展開』(2019年3月公刊)紹介:担当章 各20~30分

6章:学業的自己調整の学習を通じた宿題の達成(篠ヶ谷先生(日大)・太田先生(東大))

10章:学習の可用性と産出不足に関する生徒のメタ認知スキルのトレーニング(深谷先生(広大))

13章:身体教育スポーツの文脈における自己調整介入の示唆(塚野先生(富山大名誉教授))

14章:慢性疾患管理における自己調整介入の使用(松山先生(自治医科大))

教育心理学会 自主シンポジウム発表資料公開

教育心理学会第60回総会にて,下記のシンポジウムを実施しました。

当日は(最終日の最終セッションでしたが!)多くの方にご来場いただきまして,活発な議論をすることができました。

当日の話題提供のスライドの公開版は以下からダウンロードすることができます。

ご興味をお持ちの方,当日資料が足りなくて入手できなかったという方はぜひご利用ください。

深谷達志(広島大学)
「自ら方略的に読み書く児童を育てる授業実践―小学4年生における説明的文章の指導―」
fukaya 1-23 fukaya 24 fukaya 25 fukaya 26-29 fukaya 30-40

島田英昭(信州大学)
論理的文章の読解と動機づけ・共感の関連について
shimada

小野田亮介(山梨大学)
「意見文産出における自己効力感の役割」
onoda

教育心理学会 自主シンポジウム

2018年9月15日―17日に開催される教育心理学会第60回総会 で,自己調整学習研究会メンバーの企画による自主シンポジウムを行ないます。

9月17日(月) 13:00 〜 15:00 D202 (独立館 2階)
「論理的文章の読み書きの力を育成する」
発表要旨

読み書きのプロセスや読み書き指導の実践についてお話しいただき,自己調整学習の観点から理解を深めたいと考えています。

ぜひご参加ください。