教育心理学会 自主シンポジウム

2018年9月15日―17日に開催される教育心理学会第60回総会 で,自己調整学習研究会メンバーの企画による自主シンポジウムを行ないます。

9月17日(月) 13:00 〜 15:00 D202 (独立館 2階)
「論理的文章の読み書きの力を育成する」
発表要旨

読み書きのプロセスや読み書き指導の実践についてお話しいただき,自己調整学習の観点から理解を深めたいと考えています。

ぜひご参加ください。

 

2018年春の研究集会

恒例の研究集会を以下のとおり開催します。
参加メンバーから「近況報告」として最近取り組んでいる研究や発表した論文の紹介があります。
自己調整学習研究の最近の動向に興味がある,という方はオブサーバー参加も可能ですので,お申込みください。
♯当日飛び入りも可能です。

日時:3月9日(金)13:00~18:00
場所:日本大学経済学部水道橋キャンパス 7号館6階 7062教室
http://www.eco.nihon-u.ac.jp/about/maps/
※当日は研究会費として2000円を徴収致します。ご了承ください。

13:00~ 開会の挨拶
13:10~ メンバー近況報告(1)
14:40~ 休憩
15:00~ メンバー近況報告(2)
16:30~ 全体討論(今後の活動計画)
17:30~ 総会 (研究会メンバーのみ参加可能)

2016年教育心理学会自主企画シンポジウム

2016年10月8日ー10日 日本教育心理学会総会において,SRL研究会メンバーによる自主シンポジウムが開催されました。

多くの方にご参加いただき,充実した議論ができました。

* お名前にリンクがある場合は,そちらから発表資料をご覧になれます。

10月8日

自己調整学習を測定するためのアプローチ ―学習行動,学習方略,動機づけを対象に―

企画・司会 群馬大学大学院 深 谷 達 史

企画 日本大学 篠ヶ谷 圭 太   ・   富山大学 塚 野 州 一

話題提供     大阪大学 澤山 郁夫・  東京大学 植阪 友理 ・ 名古屋大学 田中 瑛津子

指定討論     慶應義塾大学 鹿毛 雅治

2016年春の研究集会

3月28日日本大学水道橋キャンパスにおいて,SRL研究会2016春の研究集会を開催いたしました。

 

第1部  教育心理学会自主シンポジウム企画説明と討議

シンポジウムのテーマと企画趣旨について企画者の深谷達史さんより説明がありました。テーマは,「自己調整学習を測定するためのアプローチー学習行動,学習方略,動機づけを対象に」とされ,シンポジウムでは,自己調整学習を1研究で捉え測定することの困難を指摘するとともに,どのような研究を通して自己調整学習を「測る」ことができるか検討することを趣旨とする旨が説明されました。話題提供として次の3件が紹介され,内容について参加者全員で議論しました。

澤山郁夫「一問一答式eラーニングを用いた学習行動の評価」

植阪友里「行動データを用いた学習方略の測定―研究例と利用のデザイン」

田中瑛津子「学習中の興味の変化をどう捉えるかーペア学習場面における検討―」

 

第2部 総会

2015年の活動報告と今後の活動について議論し,運営委員となる役員の選出を行いました。

 

第3部  個別研究発表

2件の研究発表がなされ,参加者全員で議論しました。

太田絵梨子「意味理解に焦点化した宿題が数学学習に与える影響―授業と連動させた実践的指導のデザインの開発と効果検証」

福田麻利「数学学習のつまずき場面における教科書・参考書の利用」

2015年 春の研究集会 報告

春の研究集会を下記のとおり開催いたしました。

メンバーの研究報告3件,レビュー1件が発表され,今後の研究について深い議論がされました。

日時:3月16日(月)12:30~18:00

場所:日本大学経済学部(水道橋キャンパス)

研究報告

・深谷達史   「自立した学習者を育てる教師の育成」

・篠ヶ谷圭太   「他者との相互作用における目標設定とその規定要因」

・岡田涼   「異学年集団での問題解決における調整過程」

・伊藤秀子 「アルバート・バンドゥーラの社会的認知理論」

2014秋の研究集会のお知らせ

今年2回目の研究集会を以下のように開催します。

研究会メンバー以外の方のご参加も歓迎いたします。事前に事務局(大正大学 犬塚 m_inuzuka[at]mail.tais.ac.jp)までご連絡ください。

2014秋の研究集会——————————————————————–


日程:9月4日(木)
場所:日本大学経済学部(水道橋キャンパス)7号館7階(7072教室)↓
http://www.eco.nihon-u.ac.jp/about/maps/

当日の流れ:
第1部(12:30~14:30) メンバー自身の研究発表
・齋藤央典(慶應大)
「批判的思考への動機づけ-知的好奇心の観点から-」

・細矢智寛(筑波大)
「自己調整学習を取り入れた授業実践モデルの構想-自己評価を取り入れた授業を手がかりとして-」

第2部(15:00~17:00) 自己調整学習に関連する研究知見のレビュー
・田中瑛津子(東京大)
「興味の深化プロセスをどうとらえるか-鼎様相モデルによる諸研究の分析と統合-」

・篠ヶ谷圭太(日本大)
「他者との相互作用を通じた学習の促進過程-自己調整学習に基づくプロセスモデルの提案-」

17:00~17:30
各メンバーの現在の取り組み,研究課題の紹介

2014年の活動予定について

本年の SRL研究会の活動予定は次の通りです。

9月初旬  秋の研究集会

場所は日本大学(東京)を予定しています。文献紹介と研究発表それぞれ2~3件ずつを考えています。

参加をご希望の方は,参加受付担当(群馬大学 深谷達史  fuka1026[at]gmail.com)までメールにてご連絡ください(左のアドレスの[at]を@に変えてください)。

11月 7-9日  日本教育心理学会 第56回総会 (神戸国際会議場)

メンバーが各自の研究発表を行なうほか,SRL研究会として自主企画シンポジウムを開催する予定です。

テーマは 「自己調整学習ができる子どもを育てる-小学校における取り組みの最前線-(仮)」 です。詳細が決まりましたらこちらのHPにも情報を掲載いたします。

2014春の研究会報告

2014年3月20日  日本大学経済学部で,恒例の研究集会を行ないました。

今回の研究集会では,文献紹介3件と研究発表1件がありました。

文献紹介では,現在研究会で翻訳に取り組んでいる Zimmerman & Shunk (2011) ”Handbook of Self-regulation of Learning and Performance” から,翻訳担当者がその概要と,日本での研究動向などを合わせて紹介しました。

文献紹介

①    発表者  進藤聡彦 先生    ハンドブック第13章 「意図的な概念変化―科学学習における自己調整」

②    発表者  塚野州一  先生   ハンドブック第1章「自己調整学習とパフォーマンス 序論と概説」

③    発表者  篠ヶ谷圭太 先生  ハンドブック第12章「ライティングにおける自己調整」

研究発表では,「学習観」をテーマにした実証研究が発表され,参加者全員で討論を行ないました。

発表者    乗鞍美沙さん  「中学生の学習観とその形成」