8月29日教育心理学会第52回総会にて自主シンポジウム「家庭学習と自己調整学習」を実施しました。
「家庭学習に着目した自己調整学習の指導・支援」というテーマのもと,以下の2つの話題提供を行ないました。
①予習が授業理解に与える影響を検討した一連の研究報告(篠ヶ谷圭太:本研究会メンバー,東京大学)
②授業と復習(さらにはテストまで)を関連づけた学習指導の実践報告(岡山県灘崎中学校教諭 床先生)
上記の話題提供に対し,京都教育大学 伊藤崇達先生より,理論的な見地からのコメントをいただきました。また,国立教育政策総合研究所 山森光陽さんから,研究と実践を結ぶには,という観点からのコメントを頂きました。
当日,40名弱の参加者がありましたが,「指導者が足場づくりをしている状態から,真に自己調整的な学習者へと成長させるにはどうしたらよいか」「受容学習の場面だけでなく,探求的な学習活動場面につなげるにはどうしたらよいか」といった問を中心に,多くのご意見を頂きました。
自己調整学習研究会では,来年の教育心理学会総会でも自主シンポジウムの開催を計画しております。
興味を持ってくださった皆さんのご参加をお待ちしております。
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